ガナバナ

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チャリティ気分で買ったカンボジアい草商品が思いのほか良かった

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チャリティ気分で買ったカンボジアい草商品の品質が良かった

個人的に応援しているNPO法人のかものはしプロジェクトというのがあります。

簡潔に言うとカンボジア(現在はインドに力を入れている)で幼い子供たちの人身売買を無くすために尽力しているNPO法人です。

人身売買は貧困から来るものもあり、その貧困を無くすために単純に物資を支援するのではなく、自分で働いて収入を得られるような環境を作る支援をするということをやっています。

その一環としてカンボジアのい草を編んで作る雑貨の工場で、貧しい村の若者に働いてもらい仕事を得ることで貧困を無くしていっています。

そのい草商品はカンボジアの観光名所等で買えるようなのですが、日本でもECショップで購入できます。

で、今回夏の限定商品の案内でメルマガが来たので、チャリティの気持ちも半分こめて買ってみたらこれがとてもよかったのでご紹介します。

 

い草のサンダルは品質も良く、普段履きに使える

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ゴミ出しとかコンビニに履いていけそうだということでサンダルを購入しました。

失礼な話ですが、ホントに期待せずにその辺でビーチサンダルを買うくらいの気持ちで買いました。

値段も安いですしね。

そして、届いて商品をよく見ると思いのほか品質がいいし見た目もかわいい。

かものはしプロジェクトのブログなどで商品の品質を日本で通用するレベルに上げる努力をしていると書いていましたが、本当に素晴らしい出来でした。

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近所のコンビニとかスーパーに行くときは履いていってるんですが、特に壊れることもなく快適に使えています。

縫製もしっかりしているし、い草が足に刺さるということもありません。

ビーチサンダルと違って情緒があって気に入っています。

い草のコースターも思いのほか夏感が出てかわいい

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もう一つコースターも購入しました。

こちらもサンダルと同じく品質はとてもいいです。

コースターにしては高くはないですが、観光地で売っているくらいのお値段だったのですが、チープさはなく納得のいく仕上がりになっています。

色鮮やかな配色がカンボジアっぽくもあるし、い草の感じはどこか和風の雰囲気も感じられます。

かものはしプロジェクトへの寄付は税控除の対象です

私は毎月少額ですが、かものはしプロジェクトに寄付をしています。

もうかれこれ3年以上は続けていますね。

きっかけは「闇の子供たち」という本です。

 

この本はバンコクを舞台にした幼児買春や人身売買、臓器売買などの衝撃的な内容のフィクションなんですが、読んだ後にこれはどうもフィクション以上のことが現実に起こってそうだと思って調べたのがきっかけです。

で、次は実話を読んでみたいということで手に取ったのが「幼い娼婦だった私へ」という実話の本です。

 

こちらはノンフィクションなんですが、内容はフィクションの「闇の子供たち」のまんまと言っていいくらい悲惨な現実が地球上に実際に存在していると知りました。

同じ地球で起こっていることとは到底思えず衝撃を受けました。

 

それで少しでも何か力になれることはないかということを探したら、NPO法人かものはしプロジェクトが、上記の本の内容をまさに解決しようと取り組んでいたというわけです。

立ち上げた村田早耶香さんという人がまたすごい人で、カンボジアの現状を自分の目で見て実際に行動を起こし、カンボジアの人のために今も全力で活動しています。

 

この本では立ち上げのきっかけや想いとこれまでの事業の苦労の軌跡がつづられています。

こんな聖母マリアのような人がいることに驚き、自分も頑張らないとと元気ももらえます。

本の売り上げも全部事業に使うという徹底ぶり、頭が下がります。

 

現在はカンボジアは割と状況が改善しており、現在はインドに力を入れています。

最近認定NPO法人になって寄付金が税控除の対象となったので寄付金を増やしてもいいかなぁと思っています。

興味があればサイトを見てみてください。

子どもが売られない世界を作るため、寄付・募金・ボランティアの協力によりカンボジア・インドをメインに活動する国際NGO / 認定NPO法人かものはしプロジェクト