突然の発作、暴れるヒョウモントカゲモドキ!病気の原因は栄養不足
我が家で飼っていたヒョウモントカゲモドキが突然何かが憑依したかのように暴れ出しました。
心配になって病院に連れて行ったら「栄養不足」の可能性を指摘されました。
栄養剤などを与えて現在は回復して元気いっぱいです。
ヒョウモントカゲモドキが病気になってから回復までの闘病記を記します。
突然の発作が起こる
ある日、ケージからバタバタと音が聞こえてきたので、覗いてみるとヒョウモントカゲモドキがケージの中を縦横無尽に忍者のような素早さで暴れまわり、それはそれは異常な光景でした。
30秒ほど暴れると一旦落ち着くのですが、また数時間後に同じような発作のような症状が現れます。
瞳孔が開いたり閉じたりして明らかに異常な状態。
暴れた後はシェルターにぶつけたのか尻尾が傷ついたり、脚が打撲して引きずったりとひどい状態でした。
ネットで検索してもあまり情報がなく、とにかく病院にいくことにしました。
動物病院探し
ヒョウモントカゲモドキのような爬虫類など、犬猫以外の動物というのは、どこの病院でも診てくれるわけではありません。
動物病院を検索するときには、犬猫以外のエキゾチックアニマルを診てくれるかどうかをホームページなどで確認しておきます。
検索するときは「○○市 エキゾチックアニマル 病院」と検索するといいですよ。
幸い車で10分ほどのところに爬虫類も診てくれる動物病院があったので、タクシーで直行しました。
栄養不足の可能性
レントゲンを撮って骨の状態を診ていただき、とりあえず打撲はあるものの骨には異常がなく一安心。
ただ、発作に関してはカルシウムやビタミンが足りない「可能性」という曖昧な診断に。
というのも、ヒョウモントカゲモドキは小さな動物なので血液検査をするにも、注射ひとつ挿すのに絶命のリスクが大きいためしないほうがいいとのこと。
とりあえず栄養剤を飲ませて様子をみるということになりました。
2日で回復
薬(栄養剤)は2週間分で、1日5mlを与えるというものです。
スポイトのようなもので与えました。
翌日は発作が起きましたが、ケージの中にケガをしそうな硬いものを置かないようにして対処。
そして、病院に行ってから2日目からぱったりと発作が出なくなりました。
やはり栄養不足だったようです。
エサのやり方を変えた
病院に行ったときにヒョウモントカゲモドキの身体がやや小さいと言われました。
ということはやはり栄養がしっかり足りていない状態だったのでしょう。
ただ、栄養を貯める尻尾が細かったことはないですし、エサへの食いつきもよく、見た目は健康そうでした。
ちなみに人工餌をあげています。
エサは2日に1回に
今まではヒョウモントカゲモドキの前で指を動かして、エサを欲しそうな仕草を見せたらあげるようにしていました。
というのも、空腹でないとエサを食べないからです。
それがだいたいこれまでは3日に1度だったのですが、エサ欲しいかチェックの頻度を増やしてみたところ、時間帯によって欲しそうになることがわかり、2日に1回の頻度であげるようになりました。
栄養補助剤を追加
人工餌は便利なもので、ヒョウモントカゲモドキに必要な栄養素がすべて入っている優れものです。
ただそこにはちょっと落とし穴があって、ちゃんと量を食べていないと結局必要な栄養素を摂取できないんですよね。
個体によってどれくらいが適量なのかがわかりにくく、我が家のヒョウモントカゲモドキのように健康そうに見えて栄養不足という状態になってしまうこともあるようです。
ということで、補助的にカルシウムとビタミンをあげることにしました。
現在のヒョウモントカゲモドキ
おかげさまで我が家のヒョウモントカゲモドキはすっかりと回復し、心なしか身体も大きくなったような気がします。
病院に行ったことで今までわからなかった性別も判明し、可愛い女の子ということもわかりました。
これからも大事な家族の一員として見守っていきたいと思います。